研究課題/領域番号 |
26506032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宇宙生命科学
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
永松 愛子 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 有人宇宙技術部門, 主幹研究開発員 (00421868)
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研究分担者 |
俵 裕子 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 放射線科学センター, 研究員 (30188453)
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研究協力者 |
佐藤 達彦 日本原子力研究開発機構, 放射線防護グループ, 主幹研究員
安田 仲宏 福井大学, 附属国際原子力工学研究所, 教授
小平 聡 量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 宇宙放射線 / 宇宙飛行士 / 被ばく管理 / 国際宇宙ステーション / 有人探査 / 放射線防護 / 遮蔽 / PADLES / 遮蔽材料 / 線量計測 / 被ばく線量 / PHITS / 有人惑星探査 |
研究成果の概要 |
宇宙飛行士の軌道上での滞在期間は、被ばく線量によってのみ制限されるため、宇宙飛行士の長期滞在化には、宇宙放射線による被ばく線量の低減が最も重要な課題である。 加速器照射試験、低地球軌道(LEO)のISS「きぼう」の船内および船外の実測結果から構築したシミュレーション解析から、ISS「きぼう」と同等の遮蔽を持つ球体仮想宇宙船のLEO、月面、地磁気圏外(BLEO)での被ばく線量は、深宇宙での被ばく線量はLEOの3倍、月面環境は2.4倍であった。最も遮蔽効果のあったポリエチレン15 g/cm2を宇宙船内壁に付加すると、LEOでは30%低減、BLEOでは22%の線量を低減できることが分かった。
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