研究課題/領域番号 |
26507001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
睡眠科学
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研究機関 | 東北工業大学 (2015-2017) 東北大学 (2014) |
研究代表者 |
辛島 彰洋 東北工業大学, 工学部, 准教授 (40374988)
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研究協力者 |
中村 有孝
安斎 友花
塚田 僚
益田 幸輝
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | シナプス可塑性 / AMPA 受容体 / 睡眠-覚醒 / シナプスホメオスタシス / 睡眠 / シナプス結合 / AMPA受容体 / パッチクランプ / ホメオスタシス / 感覚応答 / 海馬 / 大脳皮質 / 神経回路 / ノンレム睡眠 / 断眠 / 脳波解析 / 覚醒 |
研究成果の概要 |
本研究では、以下に記すように、睡眠-覚醒状態に依存したシナプス結合の可塑的変化が大脳皮質と海馬で観測されことを示し、そのメカニズムに迫ることができた。 大脳皮質では、体性感覚野スライス標本を用いたin vitroパッチクランプ実験と、体性感覚応答を覚醒時と睡眠時で比較するin vivo実験を行った。覚醒時にシナプス結合が増強し、睡眠中には減弱していることを示す結果が得られた。さらに、感覚遮断実験により、覚醒時の増強が経験依存的である可能性を示した。大脳皮質と同様に海馬CA1領域でも、in vitro実験も行い、覚醒時にシナプス結合が増強していることやその増強が経験依存的である可能性を示した。
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