研究課題/領域番号 |
26507009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
睡眠科学
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研究機関 | 日本大学 (2017) 大分大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
兼板 佳孝 日本大学, 医学部, 教授 (40366571)
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研究協力者 |
大塚 雄一郎
中込 祥
地家 真紀
土器屋 美貴子
井谷 修
大井田 隆
空河内 由華
三谷 容子
森 里子
石川 美保子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高校生 / 睡眠 / 調査 / 保健教育 / 思春期 |
研究成果の概要 |
高校生に対して睡眠を中心にした包括的な生活習慣教育を行い、その介入効果を評価した。16の高等学校の生徒が参加し、有効回答者は3010人であった。教育では、本研究のために開発された教材を用いて、1回5分間の授業を計12回行った。介入群の生徒は観察群と比較して、睡眠障害の有症率の増加が有意に抑制され、不眠症の新規発症率に関しても有意差がみられた。多変量ロジスティク回帰分析で検討したところ、介入群は不眠やうつ状態の新規発症リスクを有意に下げる結果となった。以上より、高校生に対する睡眠を中心にした包括的な生活習慣教育は、不眠や精神的健康度に関連する症状の発症を抑制するものと考えられた。
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