研究課題/領域番号 |
26510006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
震災問題と人文学・社会科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
林 紀代美 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (70345643)
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研究分担者 |
青木 賢人 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (30345649)
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研究協力者 |
青木 賢人
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 減災 / 自然災害 / 防災 / 地理学 / 学習支援 |
研究成果の概要 |
低頻度高強度災害地域での市民や学校,保育所とその利用者の災害意識や防災対策の課題の把握から,漠然と災害を憂い,人々が発生し得る災害の種類やその特徴・影響と可能性,地域環境と災害とのかかわりを充分理解せず,不十分な認識や対策に陥っていた.災害や防災を考えることを自分事にする働きかけを必要としていることが分かった.そこで,災害特性や情報の取得・考察の方法,被災状況を想起するポイントや手順を学習材にまとめ,実際に市民参加イベントや教員研修で活用して,地域環境や生活空間の理解と改善の延長にある学びとして防災学習を展開した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従前考察が乏しかった低頻度高強度災害地域での防災認識の涵養や防災学習・活動の持続性の向上を目指して実態把握や教材開発,研修等の実践を進めた.ライフサイクル内で度々大規模災害に遭遇する地域のように,脅しの防災教育,高負荷の活動の継続は難しい.被災時の困り事は日常に潜む課題や地域特性響して生じるものであり,困り事を見つけて改善する作業は結果的に生活の快適性・安全性の向上や地域理解の深化につながる.生活改善や地域学習の道具・指標として防災の観点を活用することで,自分事として災害に関心を持ちやすく具体的イメージを伴う深い検討や活動を続けやすくできた.
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