研究課題/領域番号 |
26510016
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
震災問題と人文学・社会科学
|
研究機関 | 尚絅学院大学 |
研究代表者 |
水田 恵三 尚絅学院大学, 総合人間科学部, 教授 (70219632)
|
研究分担者 |
池田 和浩 尚絅学院大学, 総合人間科学部, 准教授 (40560587)
川端 壮康 尚絅学院大学, 総合人間科学部, 准教授 (90565128)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 東日本大震災 / レジリエンス / 地域の力 / 災害復興 / 地域差 / 地域間の結びつき / 地域性 |
研究成果の概要 |
名取市、岩沼市、石巻市の被災住民を対象に復興感に関するアンケート調査を行った。 3地区に合計1100部を直接配布し、476通の回答、回収率は43.3%であった。 復興感に影響を及ぼす要因は、住居形態も大きいが、地域への帰属感が高い、地域の協力が強い地域ほど復興感が高くなっている。その一方でレジリエンスに関しては、個人のレジリエンスが復興感に強く影響を及ぼし、集団でのレジリエンスは影響を与えていない。すなわち、最初に予想していたような、災害復興感に影響を与えるのは集団で成し遂げようとする力ではなく、もっと身近な地域による助け合いが復興感に影響を及ぼしていると考えられる。
|