研究課題/領域番号 |
26511003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
復興農学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
齋藤 雅典 東北大学, 農学研究科, 教授 (40355079)
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研究分担者 |
菅野 均志 東北大学, 農学研究科, 助教 (30250731)
高橋 正 秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授 (80132009)
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連携研究者 |
浅川 晋 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 教授 (50335014)
塚田 祥文 福島大学, 教授 (50715498)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 福島第一原発事故 / 放射性セシウム / 森林 / 草地 / 有機物 / リター / ルートマット / 土壌 / 牧草 / 汚染リスク / 溶出 |
研究成果の概要 |
福島第一原発事故による放射性Cs(以下rCs)で汚染された森林および草地における有機物層に着目してrCsの動態を明らかにしようとした。スギ林において、2011年当時にスギ林の樹冠に保持されていたrCsの大部分は2014年までに溶脱し、リター層から土壌表層(無機質層)へと移行し、そこへ保持された。2011年のフォールアウトの直接の影響を受けたリター等からのrCsの溶出率は低く、経根吸収等によって植物体等へ移行したrCsの溶出率は高かった。除染のために更新した牧草地において、反転すき込みの不十分な圃場での牧草のrCs汚染リスクが高かった。
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