研究課題/領域番号 |
26511008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
復興農学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
三浦 麻 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (70585257)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 自然素材 / セシウム / 吸着 / 吸着速度 / 破過曲線 / 農業地域 / イオン交換 / セシウム除去 / ため池 / 用水路 / 農業地帯 |
研究成果の概要 |
水環境中に拡散した低濃度放射性セシウムを除去することを目的に、吸着実験によって現場適用可能なCs吸着機能をもつ自然素材を選定し、その吸着機構の解明について実験的研究を行った。自然素材の物理的および化学的特性、吸着等温線、および吸着速度を検討した結果、2種の自然素材を選定した。選定されたクン炭およびオガクズ(ブナ)は、それぞれCsに対して高い吸着率、吸着速効性をもつことが示された。また、破過実験によって両者のCs吸着機構は素材から溶出するKとのイオン交換作用であると考えられ、その吸着プロセスは自然素材の特性により特異なものであることが示された。
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