研究課題/領域番号 |
26520105
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
ネオ・ジェロントロジー
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川村 孝 京都大学, 環境安全保健機構, 教授 (10252230)
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研究分担者 |
若井 建志 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50270989)
玉腰 暁子 北海道大学, 医学研究院, 教授 (90236737)
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研究協力者 |
岡林 里枝
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 予測モデル / 高齢者 / 死亡 / 要介護状態 / 独身状態 / 健康診断 / 独身 / 地域コホート研究 / well-being / 要介護 |
研究成果の概要 |
愛知県の大都市近郊の都市において、10年にわたって各年の64歳者に総合的な健康診断を実施し、各受検者をその後11年にわたって追跡して転帰(死亡もしくは要介護状態)の発生を把握した。単変量ロジスティック回帰分析によるスクリーニングで予測因子の候補を挙げ、多変量ロジスティック回帰分析によって項目を逐次選択しながら最終的な予測因子を決定して予測モデルを構築した。分析の結果、男性において離別を含む独身状態が重要な予後因子であることがあらたに判明した。構築された予測モデル峻別能は女性が0.763、男性が0.735と比較的良好であった。また、ブートスラップ法で検証した内的妥当性も十分に確保されていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、高齢期の入口に立つ個々の住民に対して医療や行政支援の必要性を見積もり、高齢者本人やその家族にとっての将来設計、また政策立案者、保健医療行政担当者、臨床医らの医療や支援の立案に役立つことが期待される。
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