研究課題/領域番号 |
26520304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
食料循環研究
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡田 謙介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80391431)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 作物モデリング / 稲作 / タンザニア / ネリカ / 水資源 / APSIM / パラメータ決定 / モデル妥当性検証 / 作物モデル / 陸稲 / 適作地 / 農家調査 / ORYZA |
研究成果の概要 |
タンザニア全国における陸稲ネリカの効率的な普及のために、自然環境(気候土壌)からみた国内の適作地の選定が急務である。まず現地調査により代表的な4地域の稲作状況を調査した。その情報によって、生理機構に立脚した汎用型作物生育モデルAPSIM-Oryza2000のパラメータを、圃場試験の結果等から決定し、全国の0.5グリッドメッシュにおいて収量シミュレーションを行いArcGISによって適作地マップを作成した。限られた地点における現場収量との一致がよく、広域にわたって普及の重点化を進めるために役立つことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アジアに比べるとサブサハラアフリカのコメ生産は広大な国土の限られた点状の地点で行われており、新規地域に新たにイネを導入した場合の潜在収量が事前に予測できない。本研究により日本の2.5倍の国土をもつタンザニアにおいて適作地マップを作成することができ、普及プログラムの重点化への大きな貢献が期待できる。モデルの多地点シミュレーションによるマップは播種時期や施肥など条件を変えた場合にそれぞれの条件に応じて新たに作成することができ適応範囲が広い。
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