研究課題/領域番号 |
26520306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
食料循環研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
廣岡 博之 京都大学, 農学研究科, 教授 (60192720)
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研究分担者 |
稲村 達也 京都大学, 農学研究科, 教授 (00263129)
熊谷 元 京都大学, 農学研究科, 准教授 (50221940)
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連携研究者 |
大石 風人 京都大学, 大学院農学研究科, 助教 (50452280)
長命 洋佑 九州大学, 大学院農学研究院, 助教 (10635965)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ウシ / シミュレーション / モデル / 窒素 / メタン / 政策 / シミュレーションモデル / 生産システム / 黒毛和種 / 飼料イネ / ワイン副産物 / リン / 食料製造副産物 |
研究成果の概要 |
ウシの生産は人間の食料を飼料として利用し、呼気や糞尿は大気、土壌、水系の汚染源となっている。そこで実験的手法とシステム分析を用いて、食料循環システムの構築の可能性を検討した。食品製造副産物を利用した飼料と稲発酵粗飼料に適した飼料稲品種を提唱した。放牧肥育と慣行肥育を比較したシミュレーションの結果、放牧は経済性とメタン排出に劣るが、蛋白含量の少ない飼料米を用いることで窒素排泄を低減できることを示した。国家規模のモデルを用いた都道府県ごとの利益とメタン排出量との関係解析の結果、メタン排出量1kg低減が474円の経済的損失になることを示唆した。最後に窒素とメタン低減につながる政策について検討した。
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