研究課題/領域番号 |
26540063
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
友永 雅己 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (70237139)
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研究分担者 |
岸本 健 聖心女子大学, 文学部, 准教授 (20550958)
安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
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研究協力者 |
林 美里 京都大学, 霊長類研究所, 助教
川上 文人 京都大学, 野生動物研究センター, 特定助教
水野 友有 中部学院大学, 教育学部, 准教授
櫻庭 陽子 京都大学, 霊長類研究所, 研究員
高塩 純一 びわこ学園医療福祉センター草津, 理学療法士
竹下 秀子 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授
山田 信宏 高知県立のいち動物公園, 飼育係長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 比較認知科学 / 福祉科学 / チンパンジー / ふたご / 障がい / 発達支援 / 養育行動 / ソーシャルサポート / 進化 / 発達 / 大型類人猿 |
研究成果の概要 |
本研究では、他者と共感し、他者をいたわるという、利他的なこころの進化・適応という新しい視点に立った「福祉学」の構築をめざし、以下に示す研究を進めた。まず第1に、ふたごチンパンジーの発達におけるソーシャルサポートについて観察研究を行った。第2に、四肢麻痺から回復したチンパンジーの機能維持のための認知課題を駆使したリハビリ訓練の効果評価や、脳性まひのチンパンジー幼児に対する介入の効果評価を実施した。第3は、ヒトとの比較である。チンパンジーのふたごのきょうだい関係をヒトと比較するために、ヒトのふたごきょうだいの家庭における日常場面の観察ビデオの分析を行い、種間での類似性と相違点を明らかにした。
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