研究課題/領域番号 |
26540065
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
齋木 潤 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (60283470)
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研究分担者 |
上田 祥行 京都大学, こころの未来研究センター, 特定助教 (80582494)
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連携研究者 |
阪上 雅昭 京都大学, 大学院人間・環境学研究科, 教授 (70202083)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 視覚探索 / 眼球運動 / 非線形力学 / 顕著性マップ / アンサンブル情報 / 自然画像 / 触覚探索 / 非線形動力学 / 探索行動 / 乗算的相互作用 |
研究成果の概要 |
視覚探索における眼球運動から探索行動の非線形性、及び従来の線形的な顕著性マップの限界を検討した。自然画像の視覚探索における眼球運動軌跡の解析から風景の構造をもつ自然画像と構造のないノイズ画像の間で眼球運動の非線形特性に違いは見られなかった。しかし、画面全体の顕著性に加えて、画像の消失点に眼球運動が誘引されることが示され、顕著性マップモデルの限界が明らかになった。また、視覚探索における画像のグローバルな統計情報(アンサンブル情報)の効果を、標的刺激の個数とその顕著性を操作した刺激個数判断課題によって検討した結果、局所的な顕著性だけでなく、アンサンブル情報も眼球運動に寄与することが分かった。
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