研究課題/領域番号 |
26540123
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 福岡工業大学 (2015) 北海道大学 (2014) |
研究代表者 |
山口 裕 福岡工業大学, 情報工学部, 助教 (80507236)
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研究分担者 |
津田 一郎 北海道大学, 大学院理学研究院, 教授 (10207384)
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連携研究者 |
清水 正宏 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (50447140)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 機能分化 / 伝送エントロピー / 数理モデル / 結合振動子 / 変分原理 / 自己組織化 / 複雑系 / 移送エントロピー / 相互情報量 |
研究成果の概要 |
脳において機能分化したヘテロな構造が発達する過程を計算論的な観点から再構成するため、双方向の情報量伝搬最大化原理に基づいて数理モデルを進化させる数値実験を行った。サブネットワーク間に相互に伝達される情報量を最大化するようにネットワークを発展させると、2つの異なったモジュール構造が出現し、それぞれが異なった構造に分化することが確認できた。これらの結果は、情報理論的な観点から導出される変分原理がネットワークにおけるヘテロ構造の形成原理として作用する可能性を示唆している。システム全体にかけられた拘束条件の下でその要素成分が生成される過程を新たな自己組織化原理と捉え、理論の構築を行った。
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