研究課題/領域番号 |
26540138
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
坂本 修一 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (60332524)
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研究分担者 |
佐藤 洋 国立研究開発法人産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー研究部門, グループ長 (10260423)
大谷 智子 東京藝術大学, 芸術情報センター, 助教 (40422406)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 感性情報学 / 認知科学 / ユーザインタフェース / 情報システム |
研究成果の概要 |
笑いは円滑なコミュニケーションを実現する情報であるだけでなく,人間のQoLを高める重要な感性情報ともなる。本研究では,笑いを引き起こす音声メディアの特徴を工学的に明らかにし,その特徴を抽出・操作可能な合成フィルタの構築を目指した。 聴衆が通常聞いたことのない予期しない音声を聞いたときに笑いが誘発されるという仮説を立て,基本周波数と話速を変化させた音声を用いて実験を行ったところ,通常音声に比べ話速が遅く基本周波数が高い音声が聴衆に対して面白さを誘発するという結果が得られた。このことから,これらのパラメータを操作可能なフィルタを構築することで,聴衆に笑いを誘発する音声を作成できる可能性が示された。
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