研究課題
挑戦的萌芽研究
音楽理論によれば、次にどのような和音が生起するかという期待、すなわち和声的期待は調性に関する知識の働きによると考えられている。しかしそのように考える場合、特定の調に行きつかないような短い和音の列をどのように解釈するかが難しくなる。本研究においては、先行する和音、和音列が和声的期待におよぼす効果について研究を進め、計算理論の立場から確率モデルを導入した。また、拍節構造が付点リズムの知覚に影響するかを調べたが、その影響は限られたものであった。最後に、音楽知覚の原理について文献に現れるデータに基づいて考察を行った。音脈形成の多義性、時間的規則性、調性の三つが音楽知覚にとって本質的であることを論じた。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 4件、 査読あり 11件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (33件) (うち国際学会 19件、 招待講演 3件) 図書 (1件)
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