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子どもの読書への関心を高めるプログラムの実践と評価

研究課題

研究課題/領域番号 26540168
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 図書館情報学・人文社会情報学
研究機関筑波大学

研究代表者

鈴木 佳苗  筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (60334570)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードぬいぐるみおとまり会 / 読書興味 / 図書館への関心 / 幼児 / プログラム評価 / 読書プログラム / 図書館 / 評価 / 図書館情報学 / 読書活動
研究成果の概要

本研究では、幼児を対象として「ぬいぐるみのとしょかんおとまり会」のプログラムを検討し、実践と評価を行った。
従来のプログラムでは、子どもたちは初日にぬいぐるみと一緒におはなし会に参加してからぬいぐるみを図書館にあずけ、翌日以降におむかえに行くという構成が多かった。本研究では、ぬいぐるみを初日にあずかり、最終日におはなし会と参加者全員でのふりかえりを行い、ぬいぐるみが選んだ本と図書館での活動の写真を渡すというプログラムを提案し、公共図書館と幼稚園・保育園で実践を行った。保護者を対象としたプログラム評価の結果、評価は高く、また、幼児はぬいぐるみが選んだ絵本などに高い関心を示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

公共図書館では、乳幼児とその保護者を対象としたさまざまなサービスが行われているが、来館者がサービス対象となることが多く、また、提供するサービスの効果の実証は難しい状況にあった。このような状況に対して、本研究は、参加者の本や図書館への関心などがより高まるように従来の構成を再検討した「ぬいぐるみのとしょかんおとまり会」を公共図書館だけでなく、幼稚園・保育園でも実施し、日頃公共図書館を必ずしも利用しない幼児とその保護者を含めてその効果を明らかにしている。本研究の成果は、今後の「ぬいぐるみのとしょかんおとまり会」の推進や乳幼児に対する読書活動への理解などにつながることが期待される。

報告書

(5件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2016 2015

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ぬいぐるみのとしょかんおとまり会のプログラムに対する評価:図書館や読み聞かせへの態度に及ぼす影響2016

    • 著者名/発表者名
      鈴木佳苗
    • 雑誌名

      図書館情報メディア研究

      巻: 14 ページ: 81-89

    • NAID

      120005856268

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] Practice and evaluation of a stuffed animal sleepover analysis of children’s reactions to picture books2015

    • 著者名/発表者名
      Suzuki, K.
    • 雑誌名

      Proceedings of INTED2015 Conference(Madrid, Spain)

      巻: なし ページ: 7502-7508

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [図書] 年報こどもの図書館2017年版(担当「子どもとメディア」)2018

    • 著者名/発表者名
      鈴木佳苗 (児童図書館研究会(編))
    • 総ページ数
      455
    • 出版者
      日本図書館協会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2025-03-27  

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