研究課題/領域番号 |
26550017
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
斉藤 拓也 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (40414370)
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研究協力者 |
熊谷 朝臣 国立大学法人・東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (50304770)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 塩化メチル / フタバガキ / オゾン層破壊 / オゾン破壊物質 / 塩化物イオン / VOC / 熱帯林 / 成層圏オゾン / BVOC / ランビル国立公園 |
研究成果の概要 |
本研究では、自然起源のオゾン層破壊物質である塩化メチルについて、熱帯樹木による放出量の樹種間差を明らかにすることを目的とした。マレーシア国サラワク州のランビルヒルズ国立公園において、熱帯樹木の葉群による塩化メチルの放出量を計測したところ、フタバガキ科の高木で高い放出が観測された。葉群による塩化メチル放出量と樹木葉中の葉内水分当たりの塩化物イオン濃度の間に相関が認められ、塩化物イオンの濃縮が塩化メチル放出量の規定要因であることが示唆された。
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