研究課題/領域番号 |
26550021
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
宮川 拓真 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球表層物質循環研究分野, 研究員 (30707568)
|
研究分担者 |
池田 恒平 国立研究開発法人国立環境研究所, 地球環境研究センター, 特別研究員 (60726868)
|
連携研究者 |
長島 佳奈 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 炭素分析 / 堆積物中BC / 人為起源 / 発生源寄与率評価 / 人為起源影響 / 堆積物中BC含有率 |
研究成果の概要 |
秋田県一ノ目潟の湖底堆積物の分析から過去100年規模のブラックカーボン(BC)の沈着フラックスの推定を行い、全球化学輸送モデルとの比較を行った。東アジア域ではBCは非常に速い時定数で降水による除去を経験し得ることを見出し、モデル改良に資する結果を得た。一ノ目潟へ沈着するBCの88%は東アジア大陸に起源をもち、1950年代から2000年代までの間にゆるやかに年間沈着フラックスが増加していた。(57-136 mg/m2)同時期にの排出量推計においては、東アジア域のBC排出量が4倍以上の増加している。日本近海の海表面気温の上昇に伴う降水量の増加が、輸送効率を低下させていたことが要因として考えられる。
|