研究課題
挑戦的萌芽研究
DNA-タンパク質クロスリンク(DPC)は,放射線や架橋性抗がん剤で生成する普遍的なゲノム損傷である。本研究では,ゲノム全体にわたるDPC損傷の分布を解析するための手法を検討した。DNAにクロスリンクしたタンパク質をビオチン標識し,アビジンビーズを用いてpull downすることによりDPCを含むDNA断片(DPC-DNA)を選択的に濃縮する方法を確立した。さらに,塩基配列解析のために,DPC-DNAにアダプターDNAを付加しPCRを行うことにより,DPC-DNAが増幅できることを確認した。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
Journal of Radiation Research
巻: 56 号: 3 ページ: 000-000
10.1093/jrr/rru122