研究課題/領域番号 |
26550034
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2016-2017) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 (2014-2015) |
研究代表者 |
鹿園 直哉 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 関西光科学研究所 量子生命科学研究部, 部長(定常) (10354961)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | クラスターDNA損傷 / 変異メカニズム / 突然変異 / 突然変異誘発機構 / DNA基質 |
研究成果の概要 |
本研究では、クラスターDNA損傷の未知の変異誘発機構に対する知見を得るため、クラスターDNA損傷において変異誘発性のDNA損傷があるDNA鎖がDNAポリメラーゼにより優先的に複製されかどうかの検証を行った。検証を行うため、新たなプラスミド作製法を開発し、クラスターDNA損傷を有するプラスミドDNAの各々の鎖のどちらを複製に用いているかを調べる実験系を構築した。本研究で開発した実験系を用いて調べた結果、(1)クラスターDNA損傷の周囲は一方の鎖が優先的に複製されること、また、(2)一方の鎖が優先的に複製される範囲は数十塩基対であり、(3) 優先的複製はPolIに依存すること、を突き止めた。
|