研究課題/領域番号 |
26550037
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
永沼 章 東北大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (80155952)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 有害化学物質 / 遺伝子 / 蛋白質 / 環境 / 生体分子 / メチル水銀 / ケモカイン / CCL3 / CCL4 / 発現誘導 / 脳 |
研究成果の概要 |
37種同定されているマウスのケモカイン分子種の中でCCL3およびCCL4の発現がメチル水銀によって脳組織特異的に誘導されることを明らかにした。メチル水銀による両ケモカインの発現誘導はマウス神経前駆細胞(C17.2細胞)株でも認められた。メチル水銀によるCCL4の発現誘導に関わるプロモーター領域をレポーターアッセイにより検索したところ、転写開始点から上流50 bpまでの領域にメチル水銀によるCCL4の発現誘導に必要な領域が存在することが判明し、さらにこの領域への両転写因子の結合がメチル水銀によって共に増加することも確認された。
|