研究課題
挑戦的萌芽研究
海洋生態系の高次消費動物である海鳥類を指標生物として,生態系への蓄積量を定量的に分析し,生物濃縮過程を明らかにすることを目的とした.重金属の蓄積について分析した結果,太平洋側で繁殖する海鳥類は日本海側に比べ水銀蓄積濃度が2-3倍程高いことがわかった.水銀の生体内の濃縮においては,種内においては,種ごとあるいは個体ごとで保有する腸内細菌の違いが影響することが示唆された.有機塩素化合物の一種である塩素化多環芳香族炭化水素類について分析した.その結果,PAHsの蓄積は生殖器で最も高く,成鳥においてPAHsが蓄積する傾向があった.PAHsの蓄積は外的要因によるものであると考えられた.
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すべて 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 1件、 査読あり 19件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (37件) (うち国際学会 7件、 招待講演 1件)
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