研究課題/領域番号 |
26550067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
森 也寸志 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (80252899)
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研究分担者 |
登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 放射性物質 / 環境保全 / 放射性セシウム / 浸透現象 / 除染技術 |
研究成果の概要 |
東日本大震災時に発生した福島第一原子力発電所の事故によって,福島をはじめとして複数の地域に放射性物質が降下した.表土はぎや天地返しが除染として有効とされているが,廃棄土壌の扱いは社会問題になっている.そこでブルーベリー畑を対象として,人工マクロポアによって表層にある放射性セシウムをバイパス的に下方移動させて固定し,植物による吸収を回避することを試みた.結果として放射性セシウムを移動させるには,セシウムを溶出させて可動状態にするプロセス,人工マクロポアによる下方移動を促進させるプロセスが必要であるとわかった.さらにカリウムはセシウムの植物による吸収抑制になると考えられた.
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