研究課題/領域番号 |
26550070
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
川島 洋人 秋田県立大学, システム科学技術学部, 准教授 (60381331)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 揮発性有機化合物 / 安定同位体比 / 逆同位体効果 / 水素安定同位体 / GC/IRMS / 同位体分別 / 光化学反応 / 加熱濃縮器 / 水素安定同位体比 |
研究成果の概要 |
揮発性有機化合物(VOCs,Volatile Organic Compounds)は,大気中で複雑な反応経路を経て光化学オキシダントや粒子状物質を形成し,また発がん性や神経性を有する物質も含まれる等,問題視されている。本研究では,光化学反応によるVOCsの同位体効果の解明を目指し,約30成分のVOCsの光化学反応による水素の分解試験を実施した。結果は,ベンゼン,トルエンのみが逆同位体効果を示し,それ以外のVOCでは通常の同位体効果を示すことがわかった。その理由としては,2次の動的同位体効果(sp2からsp3軌道への変化)によって,逆同位体効果が示されたのではないかと推察された。
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