研究課題/領域番号 |
26550076
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 米子工業高等専門学校 |
研究代表者 |
谷藤 尚貴 米子工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80423549)
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研究分担者 |
吉川 浩史 関西学院大学, 理工学部・先進エネルギーナノ工学科, 准教授 (60397453)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 卵殻膜 / 燃料電池 / 電解質膜 / 褐変 / チロシナーゼ / 吸着 / メラニン / 食品保存 / リサイクル / 廃棄物 / 低炭素 |
研究成果の概要 |
本研究では,燃料電池の発電の要である電解質膜の新たな材料として卵殻膜を応用するための検討を行った.固体電解質膜を作製するための最初の実験として,切り出した膜をそのまま燃料電池に導入しても発電は起こらなかった.しかし,白金コーティングを施した膜を準備して,メタノールを滴下したとき,発電することを確認した.次に,卵以外の加工食品の劣化で生じる着色劣化を抑制する食品添加物として役立つ機能を見出した.アボカド果肉の表面を卵殻膜で覆って劣化傾向を目視観察したところ結果,卵殻膜は果肉の着色劣化は抑制する作用を示した.
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