研究課題/領域番号 |
26550115
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
市川 光雄 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 名誉教授 (50115789)
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連携研究者 |
安岡 宏和 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (20449292)
平井 將公 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 研究員 (80570845)
戸田 美佳子 国立民族学博物館, 機関研究員 (20722466)
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研究協力者 |
カムゲン ウィリアム・オリビエ 京都大学大学院アジア, アフリカ地域研究研究科, 博士課程
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生態人類学 / 文化人類学 / 環境社会システム / 熱帯雨林 / 非木材森林産物 / 熱帯雨林保護 / 国際研究者交流 / カメルーン / 森林保全 |
研究成果の概要 |
熱帯雨林の保護と利用を両立させる手段として非木材森林資源(NTFP)に着目し、参加型地図作成の手法によりながら、資源の持続的利用に向けた基礎資料を収集した。まず、GPSを利用した植生調査により主要なNTFP種の分布状況を明らかにした。つぎに、森林利用に関わる住民組織を把握したうえで、NTFPの採取にあたる住民にGPS を携行してもらい、採取場所を地図化した。これらの調査から、重要なNTFP種については、慣習的に村落間、家族集団間で採取場所の使い分けが認められることを示し、資源の持続的利用のためにはこうした慣習的システムを活用して資源をめぐる過度な競合を防ぐ必要があることを指摘した。
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