研究課題/領域番号 |
26560011
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 郡山女子大学 |
研究代表者 |
石村 真一 郡山女子大学, 家政学部, 特任教授 (20294994)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 木材加工 / 木製品 / 桶・樽 / 伝播 / シルクロード / デザイン / 造形文化 / 文化伝播 / 製作技術 / 意匠 / 新彊ウイグル自治区 / ウイグル族 / カザフ族 / キルギス族 |
研究成果の概要 |
ヨーロッパから日本への桶・樽の伝播経路を求めて、シルクロードにおける桶・樽のフィールド調査を実施しました。訪れた地域は、中国の新彊ウイグル自治区、内モンゴル自治区、パキスタン、タジキスタン、イランです。調査の結果、中国の西部は、ヨーロッパの桶・樽の影響があり、シルクロードを通して伝播したことが確認できました。日本へは、ヨーロッパの桶・樽文化が中国を経由して伝播したと思われます。こうした桶・樽は量産タイプに属するものですが、イラン、タジキスタン、パキスタン北部には、極めて原始的な桶・樽が伝承されていることを発見しました。このタイプは桶・樽の起源を考える上でも貴重な資料です。
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