研究課題/領域番号 |
26560013
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
谷 正和 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (60281549)
|
連携研究者 |
岸 泰子 京都府立大学, 文学部, 准教授 (60378817)
田上 健一 九州大学, 大学院芸術工学研究院, 教授 (50284956)
井上 朝雄 九州大学, 大学院芸術工学研究院, 准教授 (70380714)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 歴史的建造物 / バングラデシュ / バナーキュラー建築 / 歴史的建築 / バナキュラー建築 / 海外調査 |
研究成果の概要 |
本研究はデザイン学による発展途上国への新たな国際貢献の方法を探るため、バングラデシュにおいて、記念碑的公共建築ではなく、住宅・店舗のような一般的なバナーキュラー建築を対象とした歴史環境設計の可能性を評価することを目的として実施した。その結果、急速に失われつつあるものの、ラカイン住宅を含む英領期の歴史的建築物は一定数残存しており、それらを保全することによって当該社会の文化遺産となる可能性があることが分かった。しかし、歴史遺産としてのバナーキュラー建築の一般的な価値認識は低く、社会的合意の形成がまず急がれることが言える。
|