研究課題/領域番号 |
26560039
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 兵庫医療大学 |
研究代表者 |
平上 尚吾 兵庫医療大学, リハビリテーション学部, 講師 (60637643)
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連携研究者 |
野中 哲士 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (20520133)
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研究協力者 |
永幡 哲也 倉敷リハビリテーション病院, リハビリテーション科, 理学療法士
林 司央子 倉敷リハビリテーション病院, リハビリテーション科, 作業療法士
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 脳卒中 / トイレ動作 / 姿勢制御 / 再獲得 / 作業療法 / 脳卒中片麻痺患者 / ズボン上げ下げ / 脳卒中片麻痺 / ビデオ観察 / 重心動揺 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脳卒中患者のトイレ動作で特に困難とされるズボン上げ時の姿勢制御特性と、回復過程でのその変化を検討することであった。研究の結果、脳卒中患者のズボン上げの特性として、所要時間が長くズボンの引き上げ数が多いこと、非麻痺側に高い荷重を示すこと、および身体前後軸での足圧中心(COP)の平均位置が左右非対称であることが明らかになった。さらに、患者の回復過程で、ズボン上げ時に非麻痺側における身体前後軸のCOPの移動範囲が増大することが明らかになった。これらより、脳卒中患者のトイレでのズボン上げ下げの自立には、非麻痺側での身体前後軸のCOPの管理能力が鍵となる可能性が示唆された。
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