研究課題/領域番号 |
26560067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
坂上 元祥 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (20283913)
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研究分担者 |
伊藤 美紀子 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (50314852)
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研究協力者 |
仲谷 京子 内海慈仁会姫路北病院, 栄養課, 管理栄養士
西野 直樹 内海慈仁会姫路北病院, 院長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 栄養管理 / 統合失調症 / フレイル / サルコペニア / 骨粗鬆症 / サルコペニア肥満 / 精神疾患 / 栄養教育 / 食意識 / フレイリティー / 低栄養 |
研究成果の概要 |
統合失調症患者では低栄養や運動不足のため、虚弱や筋肉減少症(サルコペニア)がみられる。そこで長期入院患者の身体の状況や骨代謝を調査した。長期入院患者では、BMIの割に体脂肪が多く肥満傾向にあり、筋肉量や筋力は少なく、サルコペニア有病率は非常に高かった。精神科デイケア利用者ではサルコペニア肥満の有病率も高いことが明らかになった。 次に精神科デイケアにおいて利用者に個別栄養教育を行い、その有効性を検討した。個別栄養教育により栄養バランスの良い食事を考えるようになるなど、食意識の改善や実際の食行動が変化した。精神科デイケアで行う個別栄養教育は、食に関する意識的、行動的な改善効果を有することが分かった。
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