研究課題
挑戦的萌芽研究
数千年に一度といった大規模低頻度な自然災害は,自然地理学的あるいは地質学的アプローチからその実態を解明する必要がある。本研究では,豊富な考古学資料から数千年前の明確な文化の断絶が立証されているものの,同時期に大規模な環境変化が報告されていない中央アナトリアの一地域において,長期的な災害履歴・古環境変動を調査し,それらが文化変容に与えた影響を検討した。とくに,火山の山体崩壊や活断層に関する古災害の可能性が明らかとなった。これは,同地域で将来的に起こりうる自然災害に関して,今後の都市開発と防災・減災策を検討するための基礎情報として提供される。
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すべて 国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 4件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 9件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 9件)
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