数理計画法による特徴選択の厳密化

• 研究課題/領域番号: 26560165
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 社会システム工学・安全システム
• 研究機関: 東京農工大学
• 研究代表者: 宮代 隆平 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50376860)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 特徴選択 / 数理工学 / アルゴリズム / 統計 / ＯＲ

研究成果の概要

インターネット等から得られる大量のデータを分析し，そこから背後に含まれる法則を推定する方法の一つに回帰分析がある．本研究は，回帰分析の中でも，データにおけるどの要素が重要なのかを求める「特徴選択（あるいは変数選択）」と呼ばれる研究課題に対して，より高速に精度の高い推定を行えるようにするための数学的モデルの構築を行うことを目的とした．研究成果として，様々な種類の特徴選択問題に対し，計算の高速化や高精度化を達成することに成功した．

研究成果

• [雑誌論文] Piecewise-linear approximation for feature subset selection in a sequential logit model (2017)
  • 著者名/発表者名: T. Sato, Y. Takano, R. Miyashiro
  • 雑誌名: Journal of the Operations Research Society of Japan 巻: 60 ページ: 1-14
  • NAID: 130005316137
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Best subset selection for eliminating multicollinearity (2017)
  • 著者名/発表者名: R. Tamura, K. Kobayashi, Y. Takano, R. Miyashiro, K. Nakata
  • 雑誌名: Journal of the Operations Research Society of Japan 巻: 60
  • NAID: 130005874223
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Feature subset selection for logistic regression via mixed integer optimization (2016)
  • 著者名/発表者名: T. Sato, Y. Takano, R. Miyashito, and A. Yoshise
  • 雑誌名: Computational Optimization and Applications 巻: 64(3) 号: 3 ページ: 865-880
  • DOI: 10.1007/s10589-016-9832-2
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Mixed integer second-order cone programming formulations for variable selection (2015)
  • 著者名/発表者名: Ryuhei Miyashiro, Yuichi Takano
  • 雑誌名: European Journal of Operational Research 巻: 247 号: 3 ページ: 721-731
  • DOI: 10.1016/j.ejor.2015.06.081
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Subset Selection by Mallows' Cp: A Mixed Integer Programming Approach (2015)
  • 著者名/発表者名: R. Miyashiro and Y. Takano
  • 雑誌名: Expert Systems with Applications 巻: 42（1） 号: 1 ページ: 325-331
  • DOI: 10.1016/j.eswa.2014.07.056
  • 査読あり
• [雑誌論文] 混合整数二次錐計画法を用いた回帰式の変数選択 (2014)
  • 著者名/発表者名: 宮代隆平，高野祐一
  • 雑誌名: 京都大学数理解析研究所講究録 巻: 1879 ページ: 222-229
• [学会発表] 多重共線性を除去するための最良部分集合選択 (2017)
  • 著者名/発表者名: 田村隆太，小林健，高野祐一，宮代隆平，中田和秀，松井知己
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会 2017年春季研究発表会
  • 発表場所: 沖縄県市町村自治会館（沖縄県・那覇市）
  • 年月日: 2017-03-15
• [学会発表] 分散拡大要因を考慮した変数選択問題とその混合整数二次計画法による定式化 (2017)
  • 著者名/発表者名: 田村隆太，小林健，高野祐一，宮代隆平，中田和秀，松井知己
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会 2017年春季研究発表会
  • 発表場所: 沖縄県市町村自治会館（沖縄県・那覇市）
  • 年月日: 2017-03-15
• [学会発表] A mixed integer semidefinite programming approach for variable selection avoiding multicollinearity (2016)
  • 著者名/発表者名: Ryuta Tamura, Ken Kobayashi, Yuichi Takano, Ryuhei Miyashiro, Kazuhide Nakata, Tomomi Matsui
  • 学会等名: The Fifth International Conference on Continuous Optimization (ICCOPT 2016)
  • 発表場所: National Graduate Institute for Policy Studies（東京都・港区）
  • 年月日: 2016-08-08
  • 国際学会
• [学会発表] 区分線形近似を用いた逐次ロジットモデルの変数選択 (2016)
  • 著者名/発表者名: 佐藤俊樹，高野祐一，宮代隆平
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会 2016年春季研究発表会
  • 発表場所: 慶應義塾大学（神奈川県横浜市）
  • 年月日: 2016-03-17
• [学会発表] 区分線形近似を用いた逐次ロジットモデルの変数選択 (2016)
  • 著者名/発表者名: 佐藤俊樹，高野祐一，宮代隆平
  • 学会等名: 情報処理学会 第78回全国大会
  • 発表場所: 慶應義塾大学（神奈川県横浜市）
  • 年月日: 2016-03-10
• [学会発表] Improvement on a Stepwise Method in Variable Selection Problem in Linear Regression (2015)
  • 著者名/発表者名: Ryuta Tamura, Ryuhei Miyashiro
  • 学会等名: ICT-ISPC 2015
  • 発表場所: 東京農工大学（東京都・小金井市）
  • 年月日: 2015-05-23 – 2015-05-24
• [学会発表] 多重共線性を考慮した回帰式の変数選択―混合整数半正定値計画問題を用いた解法― (2014)
  • 著者名/発表者名: 小林健，高野祐一，宮代隆平，中田和秀
  • 学会等名: 最適化アルゴリズムの進展：理論・応用・実装
  • 発表場所: 京都大学数理解析研究所（京都府・京都市）
  • 年月日: 2014-09-24 – 2014-09-25
• [学会発表] MallowsのCp規準による回帰式の変数選択：混合整数二次計画法を用いた解法 (2014)
  • 著者名/発表者名: 高野祐一，宮代隆平
  • 学会等名: FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム
  • 発表場所: 筑波大学（茨城県・つくば市）
  • 年月日: 2014-09-03 – 2014-09-05
• [学会発表] 多重共線性を考慮した回帰式の変数選択―混合整数半正定値計画問題を用いた解法― (2014)
  • 著者名/発表者名: 小林健，高野祐一，宮代隆平，中田和秀
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会 2014年秋季研究発表会
  • 発表場所: 北海道科学大学（北海道・札幌市）
  • 年月日: 2014-08-29