研究課題/領域番号 |
26560193
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 常葉大学 (2015) 富士常葉大学 (2014) |
研究代表者 |
重川 希志依 常葉大学, 環境学研究科, 教授 (10329576)
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研究分担者 |
田中 聡 常葉大学, 大学院環境防災研究科, 教授 (90273523)
柄谷 友香 名城大学, 都市情報学部, 教授 (80335223)
河本 尋子 常葉大学, 社会環境学部, 准教授 (10612484)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生活再建 / 自立再建 / 借上げ仮設住宅 / 東日本大震災 / セルフエンパワーメント / 早期生活再建 / 被災者支援 / 防災教育 |
研究成果の概要 |
東日本大震災後に早期生活再建を果たした被災世帯18ケースの生活再建過程を分析した結果,避難所生活やプレハブ仮設住宅生活を経験していないことが明らかとなった。また救援物資に頼らず自腹で買い物をし,長時間並んでガソリンを確保し自力で移動するなど一切公助をあてにしないで震災後の生活を送ってきたことが明らかとなった。 次いで早期に生業を含む生活再建を体現したケースで合理的な判断・意思決定を可能とした能力として①「自助努力」,②「社会性」,③「共通目標を有する仲間の存在」, ④「現役時代に仲間をつくる努力」,⑤「投資家精神を持つ」の5つの能力が明らかとなった。
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