研究課題/領域番号 |
26560218
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
藤江 裕道 首都大学東京, システムデザイン学部, 教授 (20199300)
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研究分担者 |
中楯 浩康 首都大学東京, システムデザイン学部, 助教 (10514987)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 静磁場 / ハルバッハ配列磁界 / 細胞接着 / 再生医工学 / バイオメカニクス / 組織再生工学 |
研究成果の概要 |
本研究では立方体状のネオジウム磁石9個を用いて,環状ハルバッハ配列と呼ばれる磁石配列・設置を行い,均一な強磁場環境下で細胞培養を行うシステムを構築した.そして,この磁場環境下で家兎滑膜由来の間葉系幹細胞(MSC)を培養し,磁場環境がMSCに与える影響を調査して,以下のことを明らかにした.1)磁束密度は0.674 Tであり,ほぼ均一であった.2)MSCを静磁場環境下で培養すると,接着面積は培養18日目までは大きくなる.3)MSCを静磁場環境下で25日間培養することで,細胞占有率は減少し,細胞密度は低下する.4)静磁場環境は,MSCの配向角度,アスペクト比には影響をおよぼさない.
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