研究課題
挑戦的萌芽研究
iPS細胞の細胞表面に存在するタンパク質を知ることは幹細胞の品質の確認に重要である。そこで細胞表面のタンパク質を効率よく同定・定量するために、STAGEチップ法と順相クロマトグラフィーを組合せた方法を開発した。この方法で1400種類以上の細胞表面に存在するN結合型糖タンパク質が500μgのゼノフィーダーフリー培養したiPS細胞のタンパク質から同定された。iPS化する前の細胞や分化後の細胞とラベルフリーの定量によって比較したところ、10種類のゼノフィーダーフリー培養iPS細胞に特異的なタンパク質を得ることができた。
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J. Proteome Res.
巻: 13 号: 11 ページ: 4847-4858
10.1021/pr500262p