研究課題/領域番号 |
26560227
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
麻生 隆彬 大阪市立大学, 複合先端研究機構, テニュアトラック特任講師 (50548378)
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研究協力者 |
菊池 明彦 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (40266820)
安盛 敦雄 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (40182349)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 比色センサー / 視野角依存 / グルコース応答 / 階層構造 / 構造色 / センシング / 刺激応答性 / 周期構造 / 階層化 |
研究成果の概要 |
糖尿病の罹患者は世界中で増加の一途をたどっている。糖尿病は、日常的に厳密な血糖コントロールが重要で、血中のグルコース濃度を恒常的に把握する必要がある。本研究では、高価な血糖値測定器を用いない、比色センシングによる血糖値測定紙の作製を考えた。具体的には、高分子ラメラ薄膜の構造色由来の色彩変化をグルコース検出に用いた。視認性を向上させるために、ガラスビーズの曲面上にラメラ薄膜を作製し、視野角依存性のない構造色の発現を実現した。分子設計によりグルコース応答性高分子ゲルを合成し、それらをラメラ薄膜内に導入することで、グルコースに応答して色彩変化するラメラ薄膜の作製に成功した。
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