研究課題/領域番号 |
26560234
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
清水 康雄 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (40581963)
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研究分担者 |
サダル アリレザ 東京医科歯科大学, 国際交流センター, 非常勤講師 (20567755)
永井 康介 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10302209)
井上 耕治 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (50344718)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 歯学 / 生体材料 / 3次元アトムプローブ / 元素分布 / 硬さ / 元素分析 |
研究成果の概要 |
本研究では、これまで金属や無機材料にしか適用できなかった3次元アトムプローブ法を人間の歯に応用し、ナノスケールで実空間上の元素分布を調べた。まず、人間の歯を構成する主な成分であるハイドロキシアパタイト(HAp)を用いて、集束イオンビーム加工技術を駆使して分析用の針状試料形状の最適化を図った。紫外光レーザー補助による3次元アトムプローブ測定条件を見出し、HApを用いて蓄積した技術ノウハウを人間の歯(エナメル質・象牙質)に適用し、元素分布を得られるようにした。より詳細な解析を実施することで、エナメル質領域においてマグネシウムの顕著な粒界偏析・析出が見られることが分かった。
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