研究課題/領域番号 |
26560237
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石原 一彦 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90193341)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | バイオマテリアル / 磁性粒子 / 高分子合成 / ナノ粒子 / 細胞・組織 / 生体親和性 |
研究成果の概要 |
細胞親和性を有し、外部磁場に応答する細胞内磁気攪拌子の創製を行った。まず真球形の酸化鉄ナノ粒子内包型ポリスチレン(PSt)粒子を得た。得られた磁性コア粒子を含むPVAフィルムを作製し、PStおよびPVAのガラス転移温度以上で加熱・延伸することで、磁性コア粒子の形状に異方性を与えた。磁気ピンセットを用いた回転磁場の印加により、作製した異形磁性コア粒子は水中において回転運動を示した。すなわち、世界最小の磁気攪拌子の創製に成功した。粒子の回転速度は外部磁場の回転速度を5Hz, 2Hzと変化させるとその回転に追随ししたことから、作製した異形磁性ナノ粒子は良好な磁気応答性を有することがわかった。
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