研究課題/領域番号 |
26560245
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162454)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ペプチド / インフルエンザウイルス / ヘマグルチニン / ファージディスプレイ法 / 等温滴定型カロリメーター / 感染阻害剤 / ダイヤモンド電極 / ウイルスセンシング / 感染阻害活性 / 熱力学解析 / エンタルピー |
研究成果の概要 |
新型インフルエンザウイルス(IFV)の出現によるパンデミックの対策のために、ウイルスの検出手法の開発と感染阻害剤の開発について検討した。ファージディスプレイ法で得られたIFVのヘマグルチニン(HA)結合性ペプチドとHAとの相互作用の熱力学的パラメーターを等温滴定カロリメーターにより評価した。HAの糖鎖認識ポケットのサイズに適した5残基のペプチドは15残基のペプチドと同程度の水素結合で相互作用していることが示された。得られた5残基のペプチド配列ARLPRは、多様な亜型に対して高い感染阻害活性を示した。さらに、ダイヤモンド電極表面に固定化することで、高感度にIFVを検出することにも成功した。
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