研究課題/領域番号 |
26560256
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 (2015) 名古屋工業大学 (2014) |
研究代表者 |
矢口 俊之 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 講師 (70385483)
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連携研究者 |
松本 健郎 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30209639)
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研究協力者 |
益田 博之 (株)ユネクス, 社長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 動脈硬化 / スティフネス / 上腕動脈 / FMD |
研究成果の概要 |
過去の血管力学特性計測データより,動脈硬化の初期段階では,生理血圧範囲で血管に硬化が現れなくとも,高圧領域において硬化が現れる可能性に気付いた.そこで上腕動脈を対象として高圧領域の力学特性を計測する方法を確立し,この仮説を検証した.上腕に密閉容器を装着し,容器内圧を変化させて上腕動脈の経壁圧を制御し,これにより非侵襲的に経壁圧-血管径関係を求め,幅広い圧力範囲の血管のスティフネスを算出した.その結果,生理圧範囲では変化が無いが,高圧領域では血管に硬化が生じている場合のあることが確認された.以上より高圧領域でのスティフネス評価が初期の動脈硬化の診断法として有用である可能性が示された.
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