研究課題
挑戦的萌芽研究
表情研究では2者間で一方の表情表出に他方は同調した表情を示すとされている.しかし,脳損傷者では喜び表情に対しての応答が低下していた.また,表情筋へ刺激が情動に影響を及ぼすとする報告がされている.そこで本研究では,表情のエクササイズといったリハビリテーションにより表情応答が改善するかを検証した.健常者,脳損傷者ともに表情筋のストレッチを行った後では,喜び表情に対して同調した表情を示す人数が増加した.表情筋ストレッチといった簡便な方法により,他者への共感を示す表情表出が高まる可能性が示唆された.
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