研究課題/領域番号 |
26560295
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 九州保健福祉大学 |
研究代表者 |
田中 睦英 九州保健福祉大学, 保健科学部, 講師 (20412835)
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研究分担者 |
前川 敏彦 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40448436)
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連携研究者 |
飛松 省三 九州大学, 大学院医学研究院, 教授 (40164008)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 情動処理 / 顔認知 / 脳波 / 事象関連電位 / 社会的認知機能 / 情動 / サブリミナル・プライミング / 社会的認知能力 |
研究成果の概要 |
識閾下で処理された恐怖顔が直後に出現する標的顔(中立顔・曖昧顔・恐怖顔)処理に及ぼす情動サブリミナル・プライミング効果(SAPEs)について、128ch高密度脳波計(EEG)を用いて検討した。顔特異的事象関連電位(ERP)であるN170は、女性被験者では識閾下恐怖顔呈示後の中立顔刺激で振幅が増強したのに対し、男性被験者では識閾下中立顔呈示後の恐怖顔刺激で振幅が増強するという、情動不一致効果の性差を認めた。自閉症スペクトラム障害者では標的顔刺激に対する後期陽性成分の増強傾向を認めた。性別と精神神経学的障害は識閾下情動顔刺激の神経処理に影響し、多彩なSAPEsのパターンを示すことが示唆された。
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