研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、骨格筋細胞がアディポネクチンを分泌するか検討すると共に、骨格筋細胞に発現するアディポネクチンの生理学的意義を明らかにすることを目的とした。マウス筋芽細胞由来C2C12細胞を用いて、アディポネクチンあるいはアディポネクチン受容体1(AdipoR1)をそれぞれ単独あるいは同時に発現を抑制することで、筋細胞への分化の様相を観察した。アディポネクチンあるいはAdipoR1の発現を抑制すると、筋分化が部分的に抑制された。したがって、骨格筋細胞に発現するアディポネクチンは、自己分泌あるいは傍分泌様に振る舞い、自己の細胞サイズ(筋肉量)の制御を介して、糖脂質代謝を調節していることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 2件、 査読あり 7件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (48件) (うち国際学会 9件、 招待講演 5件) 備考 (2件)
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