研究課題/領域番号 |
26560383
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
柴倉 美砂子 岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (30314694)
|
研究分担者 |
飯尾 友愛 (飯尾 友愛(上野友愛) / 上野友愛) 岡山大学, 大学院保健学研究科, 助教 (80613158)
|
連携研究者 |
片岡 幹男 岡山大学, 大学院保健学研究科, 教授 (50177391)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | COPD / 精油 / 炎症 / アロマセラピー / ラベンダー精油 / 肺気腫 |
研究成果の概要 |
本研究では、アロマセラピーに用いられる精油の抗炎症作用を、マウス慢性閉塞性肺疾患 (COPD)モデルを用いて検討した。ラベンダー精油またはユーカリ精油をエラスターゼ誘発COPDマウスに経気道的に吸入曝露し、肺機能測定、肺胞洗浄液中の細胞数、摘出肺の病理組織標本の画像解析や肺組織におけるmRNAの発現を調べた。これらの結果、ラベンダー精油には肺胞破壊抑制作用が認められた。ユーカリ精油には、マウスCOPD進行過程の初期において、肺胞への炎症細胞浸潤抑制と肺胞破壊抑制作用が認められた。以上の結果から、ラベンダー精油やユーカリ精油は、マウスCOPDモデルにおいて抗炎症作用を示すことが明らかとなった。
|