研究課題/領域番号 |
26560437
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物分子化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
倉林 敦 広島大学, 両生類研究センター, 助教 (00327701)
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研究分担者 |
住田 正幸 広島大学, 理学研究科, 教授 (10163057)
広瀬 裕一 琉球大学, 理学部, 教授 (30241772)
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連携研究者 |
浮穴 和義 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (10304370)
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研究協力者 |
澤田 均
中澤 志織
逸見 敬太郎
ベンセス ミゲル
マローン ジョン
ミンター レスリー
ド プリーツ ルイス
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生体機能物質 / 非モデル動物における生体物質の探索 / 人工繁殖 / 糊状物質 / プロテオーム / トランスクリプトーム / 接着物質 / mRNA-Seq / 生体機能分子 / フクラガエル / フクラガエル属 / 種の保全 / 生体物質 / 生化学 / 国際情報交換_ドイツ_アメリカ_南アフリカ / プロテオーム解析 / トランスクリプトーム解析 |
研究成果の概要 |
フクラガエルが生殖時に用いる糊の物理的特性と化学成分、および糊候補遺伝子の探索を行った。本研究の結果、フクラガエル糊の接着強度は、およそ500g/cm2であり、その主要構成要素は蛋白質であることが分かった。さらに、糊物質候補は、他のカエルで報告されていた皮膚分泌物と似た3種の蛋白質と、1種の新規蛋白質があることが示唆された。 また、アメフクラガエルについて、人工繁殖を試みた。その結果、Amphiplexと呼ばれるゴナドトロピン誘導ホルモン作動薬とドーパ混合ホルモン剤が、本種の排卵を促すことを明らかにし、世界で初めて飼育下での人工的な交尾の促進と、営巣・産卵までの観察に成功した。
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