研究課題
挑戦的萌芽研究
16種類の大腸菌株を培養し分析を行った。コリバクチンを生産することが確かめられているNissle1917も入手し分析に供した。また、これらすべての菌株に対して全ゲノム解析を行った。解析の結果、Nissleをはじめとし、菌株番号3および4にコリバクチン全生合成遺伝子群がコードされていることを確認した。続いて、コリバクチンの検出方法を確立すべく、培養液をLCHRMSで分析したところペプチダーゼClbPによって加水分解されたプロドラックモチーフの質量を菌株番号3, 4およびNissleのみから観測することに成功した。これによってコリバクチンの間接的観測方法を確立することに成功した。
すべて 2017 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 備考 (3件)
J. Am. Chem. Soc.
巻: 137 号: 31 ページ: 9885-9893
10.1021/jacs.5b04520
巻: 137 号: 15 ページ: 4980-4983
10.1021/jacs.5b03022
http://sweb.u-shizuoka-ken.ac.jp/~kenji55-lab/
http://www015.upp.so-net.ne.jp/kenji55-lab/index.html
http://www.pharm.or.jp/nenkai/135highlight4_abstract.pdf