研究課題/領域番号 |
26560454
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
田中 真樹 北海道大学, 医学研究院, 教授 (90301887)
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連携研究者 |
國松 淳 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (50632395)
竹谷 隆司 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (00756322)
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研究協力者 |
石川 正純 北海道大学, 大学院医学研究科, 教授 (80314772)
宮本 直樹 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (00552879)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 霊長類 / 事象関連電位 / X線照射 / 脳疾患モデル / 眼球運動 / 行動評価 / 化学遺伝学 / 小脳 / 深部照射 / 機能脱落 / 定位照射 / 深部脳破壊 / 脳機能評価 / 動物モデル / 放射線定位照射 / 脳機能 / リニアック |
研究成果の概要 |
実験動物の特定の脳部位に比較的広範な障害を作成する技術は、脳の機能を調べる基本的なツールになりうる。本研究ではそのひとつとして放射線照射の実用性を検討するとともに、新たな行動および電気生理学的な指標の開発を行い、さらには放射線照射以外の脳深部への破壊巣作成法の検討を行った。前頭葉皮質に放射線照射を行ったサルの眼球運動を最長8か月間評価し、その障害の経時変化を明らかにした。また、小脳や大脳基底核の病変を検知するための行動指標の開発を行った。新しい障害作成法として、化学遺伝学の手法を用いた可逆的な機能脱落を目指してサル小脳への遺伝子導入を試みた。今後の研究につながる貴重な情報を得ることができた。
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