研究課題/領域番号 |
26560461
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
久下 小百合 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 学術研究員 (50260104)
|
連携研究者 |
石原 健 九州大学, 大学院理学研究院, 教授 (10249948)
寺本 孝行 九州大学, 大学院理学研究院, 准教授 (90571836)
永井 健治 大阪大学, 産業科学研究所 (20311350)
松田 知己 大阪大学, 産業科学研究所 (50419206)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | カルシウムプローブ / 神経活動 / 線虫 / インバース |
研究成果の概要 |
現在使われている蛍光カルシウムプローブは、興奮性の神経活動を鋭敏に捉えることに適しているのに対し、抑制性の神経活動を観察することは困難である。そこで、これまでのカルシウムプローブとは反対の性質を持つ、カルシウムイオンの減少に伴い、蛍光を発する新たなインバースタイプのカルシウムプローブ、IP2.0を開発した。IP2.0は、カルシウムイオンの有無による蛍光変化率が20倍であった。そこで、実際に線虫のAWC感覚神経細胞にIP2.0を発現させ、イソアミルアルコール刺激に対する神経活動を測定した結果、刺激に対して、蛍光の減少が観察され、抑制性神経活動を解析出来ることが示された。
|