研究課題/領域番号 |
26570005
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
住村 欣範 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 准教授 (30332753)
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研究分担者 |
思 沁夫 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 特任准教授(常勤) (40452445)
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連携研究者 |
中山 達哉 大阪府立大学, 環境生命科学研究科, 特認助教(常勤) (80552158)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 食品保存 / 照葉樹林 / 近代化 / 安全 / フードチェイン / 技術 / ベトナム / 人類学 / 食品 / 保存 |
研究成果の概要 |
照葉樹林文化圏の近代化過程においては、食品保存の技術は、地域の資源や味、文化的な必要性と複合したものから、食品の「安全」だけに基づいた単機能的なものに変化していることが分かった。また、食品の多様化と流通網の複雑化が起こる中で、単機能的な食品保存は、流通システムの中で局地的に分断された文脈で開発され、総体的な「安全」に寄与しない場合があることも分かった。 以上のような傾向は、本研究課題の対象地域である雲南、ベトナム北部、日本に共通してみられるが、国際的な食料供給体制の中で、準周縁的な地位に置かれている地域に、より顕著であることも理解できた。
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