研究課題/領域番号 |
26580039
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 多摩美術大学 |
研究代表者 |
菊地 武彦 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (20407779)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 日本画 / 岩絵の具 / 産業マテリアル / スラグ / 粒状物質 |
研究成果の概要 |
本研究は岩絵の具の安定供給、安全性を考慮に入れ、画家にとっての表現手法の拡大を目指し、スラグや産業マテリアルを岩絵の具へ応用したものである。内容は産業マテリアルとスラグの試料収集、試料と既存の岩絵の具の成分分析、ペーハーテスト、比重検査、粒度範囲および顕微鏡による粒状性調査、1年間を通しての被曝テストなどであった。また日本画専攻の学生、教員に協力してもらい、使用感のアンケート調査をおこなった。 その結果、提供した試料の内いくつかは、十分に岩絵具としての実用に耐えるものであったと確信できた。さらに実用の可能性の認知のため、それらの試料を使った絵画作品の展示発表をおこなった。
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